どうも、夜になると弾き語りたくなる田邊裕貴です。
土日をいかに有効に使えるかって重要やけど、休み!ってなったら寝てまうねんな
それはそれでありなんかなと思う。
今日は学校に一人はいる結局リーダーっぽいポジションにつくやつ、を
ずっとやってきた自称「人を動かす天才」なりの自分と人を動かす段取り術をふわっと伝えたいと思う。
すごいビジネス書的な内容になると思う。
俺が読んだ本で為になった本もちょいちょい出していくと思う。
さぁ行ってみよう
今回は学校の課題とか、やらなあかん事をまとめて「仕事」と呼びます。
仕事が早くおわる確率は23%、遅れる確率は77%
分かる気がするやろ。
『仕事の9割は「段取り」で決まる!』より。
仕事はまず遅れたらあかんやん。
でも遅れる確率は77%や、大体遅れる。
まずはこの確率を如何にして乗り越えるか
逆算するな
前提として、期日から逆算するスケジューリングはしない
俺も思うに逆算するスケジューリングには意味がない
それはただ締め切りを恐れているだけ
極論を言うと、絶対に間に合わない仕事はある。
逆にそうでない仕事は基本的に間に合う。
そう考えると逆算に価値は無い。
まずは締め切りを恐れない事。
そして逆算スケジュールの最大の弱点は思考停止してしまう事。
人はスケジュールを確定させると、77%の確率で遅れるにも関わらず安心してしまう生き物
スケジューリングに必要なことは途中で変更できるようにしておく事
なぜなら仕事は100%予定通りに進むことが無いから。
この本では
この本では結構シンプルで有効なスケジュール方法が紹介されてる
2点見積もり法
2点とは何か
- 仕事が終わる最短時間
- 仕事を余裕で終わらせる事が出来る時間
この2つを考える。
従って「この仕事にどれくらい時間がかかるか」をある程度予測出来る能力が必要やけど
残念ながらこれは経験がものを言う。
次から仕事をする時は時間を計っておくといい。
1つ目の点を「ギリギリ期間」、2つ目の点を「まず大丈夫期間」と呼びます。
この2つの期間の日数の差が余裕になる。
その余裕の半分の日数をギリギリ期間にプラスして、スケジュールとする。
これが2点見積もり法
つまり仕事に
ギリギリ期間+バッファー(余白)の時間だけ使っていい事になる。
全体で見るとまず大丈夫期間よりも大分早く終る。
これをいっぱいつなげて全体のスケジュールを組むと、例え一つの仕事がバッファーを使い切ってしまう事があっても、他の仕事で余ったバッファーを持って来ればいい。
スケジュールは途中でどれだけ変えられるかが大事。
で、そもそもスケジュールって何のためにやるのか
モチベーションのスケジューリング
結局俺はモチベーションのためにスケジュールしてるんやと思う。
というかモチベーションをスケジューリングするのが正しいんちゃうかと思う。
だから安心するために存在してもいいと思う。
でも
一流の安心は起こりうる全てに対応出来る安心で
二流の安心は想定出来るものに対応出来る安心で
三流の安心は開き直り
やと思う。
だから2点見積もり法は有効やと俺は思う。
そして人を動かす
一人でスケジュールを動かすのは割りと簡単
決断も早い
なんならスケジュール立てない人も多いやろう
スケジュールっていうのはチームで動く時こそ真価を発揮する。
俺はチームを動かす時に絶対共有するべきものに「目的」と「スケジュール」やと思う
どっちもモチベーションに直結する。
結局人を動かすという事は
如何にしてやる気を出させるか
人はルールで動くのではない、感動で動く。
『伝え方が9割』より。
田邊裕貴のチームにおけるスケジューリング
人に任せろ
人を動かすというのは、何も偉い人がする仕事ではないと俺は常々思ってる。
たまたまそういう仕事なだけ。
イメージとしてはマネージャーを想像してもらうと分かりやすいと思う。
人単位のマネージャーでもあり、そのプロジェクト自体のマネージャーでもある。
それが俺の思うリーダーという役職
だから他の仕事は人に任せろ。
マネジメントに全力をかけろ
仕事予告
誰しも急に仕事が来たら、例え余裕があっても断りたくなる
だから予告する
「こういう仕事があって、やってもらうかも知れへん」
これだけで全然違う。
まず先に「仕事が来るかもしれない」と思ってるだけで人は時間の使い方が上手くなるから、更に余裕も出来る。
一本集中
どう考えても一度にひとつの事に集中したほうが効率がいい。
それは個人であっても、チーム単位であっても。
仕事をお願いする時もそれを意識して、出来る限りひとつずつ割り振る。
ひとつの仕事を最短で終わらしてもらう事を考える。
仕事をどのくらいの大きさで分割するかは、チームメイトと、人数、日程によって変わるべきで、この感覚も経験によるもの。
普段から観察してください
俺はこの考え方をトヨタに学んで、「タスクフォース」と呼んでる
小さなチームを作れ
プロジェクトの中にチームを作る
仕事の方向性ごとにチームを作る。
そのチームごとにマネージャーを設ける。
これはGoogleから学んだ。
そうする事で言わなくても「仕事予告」の効果を発揮する。
個人が複数のチームに参加していてもいい。
ただ仕事をする時は基本的にタスクフォース
Google式とトヨタのタスクフォースを組み合わせる
こうする事で全員が俯瞰的に見たり、集中的に見たりする視点を持つことが出来る。
目的も共有しやすい。
ボールはすぐに投げ返せ
仕事は結局キャッチボールのようなもので
頼み頼まれの繰り返し
頼まれた仕事はタスクフォースですぐにやる。
やり返す。
メールの返事ひとつにしても即返信する。
その積み重ねが余裕を生み、余裕がユーモアを生む。
ユーモアが人を作り、チームを作る。
これが田邊流チームワーク
最後に
モチベーションが人を動かす
それは他人だけでなく自分もそう。
人のモチベーションを動かすにはそれ以上に自分のモチベーションが必要で
人をマネジメントするにはそれ以上に自分のマネジメントが必要
これを覚えておいて欲しい。
以上。
快適なチームライフを
その他参考になる書籍
↑自己啓発の源流 これを読めばその辺の自己啓発書は読まなくて大丈夫
1冊目を読んだ人も読んでない人も読める優れもの
もちろん2冊とも読むのがおすすめ
お金が無いなら2を読もう
↑自己啓発の源流(2回目)。人の動かし方というより、自分との付き合い方、人の付き合い方のお話
対談式なのでめちゃくちゃ分かりやすい
ほな!
Fin.