もうすぐ梅雨がやってくるというのに
もうすぐ映画がクランクインします。
1年の中で働きたくない月は何月ですか?ってちょくちょく人に聞くんですが
僕は6月です。働いてる場合じゃないってくらい毎年気分が落ち込みます。
雨嫌いなんです。
足ぐしょぐしょになるやないですか。
皆さん何月が嫌いですか?
どうも、田邊です。
本屋さんに行ってきました。
3年くらい前から電子書籍派やねんけど、本屋さんは好き
ずらーっと並んでる本、もちろん知らん本ばっかりなわけで
それは例え自分が興味ある分野やとしても知らん本ばっかり並んでる
あの自分の知らん事、世の流行、情報が一気に流れてきて
それを一つ一つ手にとることが出来るっていう素晴らしい空間やと思います。
という意味では図書館も素晴らしいよね
つまり、発見があるんです。
AmazonのKindle(電子書籍)ストアを漁るよりもランダムに、一気に流れ込んでくる。
これこそまさに「発見」っていう「情報体験」。
こりゃ売れる!
と思いました。
動画でも音楽でもストリーミングサービスが物凄い勢いで力をつけてますが
僕はNetflixとSpotifyに加入してます。
特にSpotifyは「音楽発見アプリ」と自称していて、
多分自分がファンなアーティストを追っかけ回すためのアプリとして不十分で、オタク向けじゃないなって気はしますが
僕のように音楽は好きだが溺愛するアーティストがいる訳じゃないとか、
そういう人間にはすげぇ向いてるんじゃねぇかと思います。
で、そういう人間がすっげぇいるから世界的にそういうサービスが勢力を伸ばしてるんでしょうね。
つまり、「音楽」という文化を「情報」というものに分解していった時、
最初はユーザーにランダムに情報を配ることになっちゃうかもしれないけど、
AIを使えばユーザー好みの音楽(情報)を届けられるし、ある程度ランダム性は残るから発見も続く。
音楽入門サービスとしては優秀だと思うんです。
結果的に音楽がもっと好きになって、CDを買うような人間も増えるんじゃないかって考えられますよね。
Netflixは映像入門アプリたり得るだろうし。
この形は超強いと思いません?
今までどんな情報提供サービスにも当たり前のようにあったランキング機能はそんなに必要無くなってきてるのかも?とさえ思える。
これを応用すればスポーツ入門、もっと絞ってバスケ入門サービスとか全然作れると思うんです。
特に野球とか素人からすると見どころ全然分からないんですよ。
野球1試合から得られる様々な情報でも小学生から野球やってる玄人だけが楽理解できて楽しめる情報もあれば、素人が抑えておくべき情報もあるわけですが。
素人にはその差がわからない。
つまり
人類はインターネットという何にでも深く浸れるクソ便利な道具を作ったのにも関わらず
自身の面倒くさがりという特性を改良出来ずにインターネットをいまいち活かせない現代人。
もう面倒くさがりを治すのも面倒くさい。
欲しいものは人それぞれ。だから答えをいきなり提示しても仕方ない。
なら人それぞれの答えに辿り着くまでの道のりを提示していこう
って時代なんじゃないかと思います。
100人居りゃ100通り、100万人には100万のストーリー
↑KREVAさんの『H.A.P.P.Y』歌詞より引用
人それぞれに自由度の高いストーリーを与える訳です。
与えるっていうとなんか上からっぽいですね。
提供するんです。サービスとして。情報を突きつける訳じゃなくてある程度絞られた情報郡を渡す。
その中からユーザーが選んでいく。その過程を分析して次の情報群を提供する。
もはやRPG。
情報を分け入り旅を続ける人類はまさしく勇者で
人類総勇者時代が始まってる。
結局情報を操ってるのはどっちだっていう話にもなりますが
AIには悪意も善意もないので、例え情報が多少偏っていてもユーザーが嬉しいならそれでサービスとしては成功なんじゃないのか。って俺は考えたりしてます。
ちょっと恐ろしいけど。
それを恐ろしいっていうならそもそも面倒くさがりすぎる人類が恐ろしいて話やと思う。
AIに与えられた情報なんかでウハウハ出来るかって方は怠けずに自分の好きなものは自分で追求して下さい。
まだ既存の技術とサービスだとAIに任せるより自分で追求したほうが早いし良質なんじゃないかっていう気はします。既存サービスだと広告とか混ざりがちですし。
僕は面倒くさがりなんで本当に好きな事以外はAIに任せていいんじゃない?
って思ってます。
素人のうちはね。
AIを踏み台にする人類
AIに発見と道のり案内を任せるっていう話はあくまでその分野の素人に向けてのサービスで、
玄人は情報の取捨選択を自分で出来るので、玄人には玄人向けの情報提供サービスの形があると思うんです。
結局は、野球の試合結果という情報よりも現場で野球観戦するっていう体験が重視されて、
情報<発見<体験
みたいな話になるんじゃないかと。
AIの力は確かに絶大ですが、AIにプロ野球選手はいない。
AIにまとめ記事は書けるけど、AIは田邊裕貴にはなれない。
と、言い切りたい。
突き進め人類。
Fin.