この記事は2017/07/12に更新しました!
どうも最近7時間睡眠より5時間睡眠の方が体調がいい
田邊裕貴です。
今日は珍しく近頃のファッションについて語る。
シースルーファッションってあるやん
知ってる?
あれについてちょっと思う事があるんよな。
タイトルにも書いてるけど、男皆が思ってるはず。
「結局、見てもいいのか」
って話。
目次
シースルーファッションについて考察する
まずはこの動画を見て欲しい
ご覧頂けただろうか。
大島優子さんの下着っぽい何かが、透けている。
どこ見てんねんって?
うるせぇよすいません。
健全な男子高校生である俺にはこれは大問題。
いや世の中の健全な男性には大問題や。
解決しなければならない。
その前に、
シースルーファッションってなんだ
シースルーとは「透けて見える、透き通るほどの」という意味。 シースルー・ルックとは、オーガンジーやボイル、シフォン、レーシー・ニットなどの透ける素材を使って、ボディを透かしてみせるファッションのこと。
※ファッションプレスより引用
簡単に言うと
わざと透ける素材を身につけるファッション
その用途は様々で、靴下からはじまりトップスまで、なんでも透かす
透かしたもん勝ち
そもそもどこから始まったのか
最初に
「服、透けたらいいよね」
って言い出して、
「作ろう」
まで踏み切った人物は誰なのか。
時は1968年に遡って
フランス領アルジェリア出身のファッションデザイナー
イヴ・サンローランが発表してセンセーションを巻き起こしたのがシースルーファッションの始まり。
イヴ・サンローランは男である。
よくやった。
イヴ・サンローランは2002年の引退まで40年間に渡りトップデザイナーとして活躍
「モードの帝王」と呼ばれてたらしい。
その経歴は凄まじく
17歳で国際羊毛事務局(IWS)のデザインコンクールでカクテルドレスが最優秀賞を受賞。
翌年、「ヴォーグ」誌の編集長だったド・ブリュノフの推薦により、ディオールのメゾンに入る。
1957年、ディオールの急死を受け、わずか21歳でディオールの後継者に任命。
みたいな。
そして戦争に徴兵されて病んだりもしながら次々に革新的なファッションを発表する
例えば
モンドリアンルック
1965年
オランダの抽象画家ピエト・モンドリアンの作品にインスピレーションを得たもので、白のミニワンピを垂直と水平にいれたラインによって分割し、分割されたそれぞれのエリアに赤、黄、青の3原色を大胆に取り入れるというデザインです。
アートとファッションを融合させた見事なデザインによってサンローランの類まれなる才能を世に知らしめる作品となりました。 出典 ハイブランド.com
ファッション的には凄いけど、これ着てる人見たら正直引きそう。
スモーキング
1966年
男性用のタキシードをアレンジしてクールな女性用のスーツに仕立てあげます。
細身でスタイリッシュなスタイルはイブ・サンローランを象徴するようなアイコンとして語り継がれるようになります。
スモーキングという名前はタキシードと同義語でもともと食後の喫煙時に着ていたガウンからタキシードが生まれたことが語源です。 出典 ハイブランド.com
これは格好いいと思う。
でもモデルのスタイルが良すぎて参考にならん気もする。
シースルー
1968年
シースルーは今でこそ当たり前のように使われているものですが、肌が透けて見えるシースルーを最初に発表したのはイブ・サンローランで、一大センセーションを巻き起こすほどの衝撃的なものでした。 出典 ハイブランド.com
いや見えてるーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
すっごい。
なにこれすっごい。
すっごいすっごいよ、これ。
モデルさんのこの華麗な表情が無ければファッションとして成り立たないんじゃないか。
とさえ思えるぐらい凄い。
サファリルック
1968年
サファリルックも元々狩猟の時に男性が着る服を女性用のスーツとして改良して、ボタンではなく紐を使い、ベルトでウエストを締めることで女性的なラインを生み出し、後世までサンローランで度々使われる定番のスタイルとなりました。 出典 ハイブランド.com
可愛い。
パンタロン
1968年
パンツスタイルの革命とも言われるパンタロン。
日本では裾広がりのパンツを指しますが、日常着としてスカートに変わる女性用スタイルとしてパンツを定着させるということに一役買いました。
ある意味タブーとされていたことに挑戦した結果として、徐々にミニ・スカートに変わる新しいスタイルとして米を中心として浸透していきました。 出典 ハイブランド.com
これは現代日本でも生存が確認できそう。
モードの帝王
モードとは
「モード」っていうのは直訳すると「流行」って意味
多分「最先端を掘り進む系ファッション」の事やと思う
つまりイヴ・サンローランは、ファッションの革命児やった訳やな。
感想
いや、え?
シースルーし過ぎじゃね?
ここで問題、今日の本題
シースルーは”見てもいいのか”
あれは見てもいいのか。
ファッションとしてガン見してもいいのか。
俺達が生きていく上でここが重要になってくる。
ここは一回落ち着いて、
ファッションをアートとして見るのではなく、デザインとして見てみよう
では
シースルーファッションの目的は何か
デザインには目的があるはず。すなわち伝えたい物があるはず。
じゃぁシースルーファッションが伝えたいものは何か
俺なりに考えた。
それは「フェミニズム」ではないか。
ここでもう一度シースルーファッションというものをおさらいしよう。
- シースルーファッションであるからには”どこか”透けている。
- 「透けてる」という言葉が既にエロい
この2つの前提と、”どこが” 透けているのかが重要なのでは無いか。
何が透けているのか
イヴ・サンローランが発表したシースルーは、客観的に一般人の俺から見て俗に言う「教育上良くないもの」が見えてしまってるけど
それでいい。(ファッション的に)
なぜ透かすのか
透かすというのは、最強の強調である。
つまりイヴ・サンローランは
女性らしい肉体を透かす事によって、「女性」というものを強調したかったのではないか。
という話。
現代日本におけるシースルー ファッション
平成の日本ではこのスタイルで歩いてる人はまずいない。
では平成日本では何が透けているのか
大島優子さんの例を見ると「下着っぽい何か」になる。
これは非常に女性らしい物が透けている。
ファッション的に正解であると言えるはず。
何が透けていないのか
ギリギリ人前に出られるっちゃ出られるかも
ぐらいの、問題にしていいのか悪いのか分からない絶妙なラインを攻める。
まさに「モード」というファッションである。
その「絶妙なラインをついてくる心理」は結局のところ透けては見えない。
「透けてる」というだけで既にエロい
というのは男女ともに共通理解だろう。
だからこそ男性陣はなぜあえてそうしているのか
という事で悩まざるを得ない。
男が実際にシースルーを目の前にした時、
そのファッション自体に悩んでいるのではなく、
そのファッションをしている女性の心理について悩んでいるのだ。
考え過ぎという事は承知である。
男とはそういう生き物なのだ。
シースルーファッションの目的は、まさに「女性」の強調を女性自身がする事によって男に考えさせる事自体である。
今、私はイヴ・サンローランの術中にどハマりしている事になる。
この話は俺なりの 解釈であり、色んな事を考えている人がいるだろう。
しかし過程は違えど見えてるものは変わらない
シースルーは男を悩ませる。
これはきっと変わらないであろうから、
俺は間違いなく、シースルーファッションにはそういうメッセージが込められていると考えている。
結論
私個人の結論としては、
シースルーファッションは、見てもいい。
だって強調してるんだもん。
補足として言わせてもらうと
見てはいけないものは見えないようにするべきである。
そしてもうひとつ、女性の皆さんに知っておいて欲しいのは
女性は存在しているだけでも男を悩ませます。
それがシースルーファッションをする事によって鬼に金棒。
男は更に悩ませられます。
でも、そんな女性、最高に魅力的ですよ。
そう。シースルーファッションは最高だ。
これは世の男性が思っていそうな事を代弁しただけであって、決して俺個人の独断と偏見の話ではありません。
※個人の見解です
あぁ、疲れた。
Fin.